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【保存版】スタッドレスタイヤの正しい保管方法!

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交換したスタッドレスタイヤ、そのまま保管しちゃって大丈夫ですか?

 
3月も下旬になると、スタッドレスタイヤを履いているユーザーの皆さんはそろそろ夏タイヤに履き替えようかなとお考えのこの時期。
 
nacciの住む地域はスタッドレスが必須地域なので、春と冬の始まりはタイヤ交換の季節でもあります。

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皆さんは履き替え終わっスタッドレスタイヤ、どのように保管してますか?
 
スタッドレスタイヤは材質のゴムが柔らかく出来ているので、保管の仕方で性能や寿命が違ってくると云われます。
そしてスタッドレスタイヤを保管している時期は夏をまたぎます。夏の高い温度や湿度、強い紫外線はゴムの劣化に影響する大敵です!
またスタッドレスタイヤの寿命も3~5年といわれます。走行距離にもよる話ですが、もし良い保管の仕方で5年使えた場合、保管の仕方がが悪くて3年で交換した場合、それぞれを10年間比べると1セット分多く購入するかしないかの違いがでます。
次のシーズンに性能を維持していく為にも、タイヤの寿命を長持ちさせる為にも、しっかりと保管は行いたいものです。
 
それでも、一軒家・マンション・アパートなど保管場所やスペースは皆さんいろいろ。
なので保管場所はココがいいですよ!なんて一概には云えませんが、タイヤ保管の基本的な方法や知識だけでも知ってくことが第一歩です。
 
 
もくじ
 
 

 

その1 汚れを落とす。

~洗浄~

スタッドレスタイヤは、結構厳しい条件下で使用されています。
特に融雪材(塩カル)は、タイヤゴムの劣化やホイールダメージ(錆び)の原因になるので、必ず洗浄しましょう。
ベストはタイヤを外した状態でホイールの裏側まで洗うのこと。
でもちょっと面倒くさいという方は、タイヤ交換する前に洗車して、タイヤの汚れを一緒に流してしまうのも手です。
全く洗わない!なんて言うのは論外です。
 
タイヤの洗浄ですが、基本「水洗い」だけでOK。
ホイールの洗浄はにはケミカル用品をつかって汚れを洗いますが、
タイヤに洗剤などの利用は必要以上にゴム本来が持つ保護成分を流してしまうそうです。洗剤・ケミカル用品を使った場合は、それもしっかり水で流してください。
また保管前にタイヤの保護材やツヤ出し材も必要ありません。その成分がゴムの劣化の原因にもなるからです。
 

~しっかり乾燥~

洗ったあとは、良く乾燥させる!
水分が付いた状態での保管は、ゴムの変質の原因にもなります。
 

~ひと手間、異物除去~

スタッドレスタイヤは溝が深いので、その溝に小石が詰まってます。
全部は取りきれませんが、タイヤの状態を確認する上でも、マイナスドライバーなどで目立つ小石を取り除くと良いです。
 
 

その2 タイヤを保護する

~ビニール袋に入れる~

ビニール袋に入れることで、「直射日光」や「紫外線」、「雨風」、「ゴムの劣化」を防いでくれます。
良く乾燥させた状態でタイヤをビニール袋に入れて保管します。
袋は、タイヤを購入した時、ガソリンスタンドやタイヤショップ等でタイヤ交換した時に付いてくる、タイヤを入れるビニール袋。
そのような袋がなければ、大きめのビニール製のゴミ袋でも代用できます。
 
屋外保管の場合は勿論、ガレージや物置などの屋内保管の場合でも出来ればやっておきたい事のひとつです。
 
 

~専用のカバーをかける~

前述のビニール袋に入れておく事もひとつですが、特に屋外保管の場合には市販のタイヤ専用カバーもかなり有効です。
市販のタイヤ専用カバーは遮光性や防水性に優れているのでタイヤの劣化を抑える事が出来ます。
なお前述のビニール袋に入れたうえで市販のタイヤ専用カバーを使うとより効果的です。
 
また屋内保管に比べ、屋外でのタイヤの保管は盗難の危険性も高まります。
タイヤが4本すっぽり隠れる専用カバーは(盗難されないとは云いませんが)中身が見えづらいという事で多少の盗難予防の効果はありそうです。

 

 

その3 保管場所

タイヤは結構なスペースをとりますので、保管場所には苦慮しますよね。
ガレージ内、物置内、建物の脇、ベランダ・テラス、室内。。。。
いずれにしても、良く云われることは、
「風通しの良い、日陰の場所」で保管する
出来るだけ湿度や直射日光を避けるように保管には工夫したいところです。
 
また最近では、一部の自動車ディーラーやタイヤショップなどでは
タイヤ保管サービス」をしているところもあります。
大抵は有料のサービスですが、お店によっては自店でタイヤ購入した人へ無料サービスで対応しているところもあります。
「自宅に保管スペースがとれない人」、「タイヤ交換時の運搬がしんどい人」には有効なサービスですね。興味ある人は近所のお店に確認してみてはいかがでしょうか。
 
 

その4 保管方法

これは保管の際のタイヤの【置き方】です。
タイヤメーカーのHPをみるとメーカーによって多少の差はありますが、主には
ホイール付きは《横積み(平積み)》
タイヤのみは《縦積み》  を推奨してます。
 
≪ホイール付きのタイヤ≫は 横積み。タイヤの重みで接地面が変形するのを防ぐのが理由です。
対して、≪タイヤのみ≫は 縦積み。横積みすると上のタイヤの重みで下のタイヤが変形するため、それを防ぐのが理由です
 
なお、横積みする場合、気を付けたい事が2点。
  1. タイヤの空気圧を普段の半分くらいに抜いておく。
  2. ゴムの成分がタイヤ表面に出てきて床などに色移りする可能性もあるので、床などに直置きではなくスノコや段ボール等を敷いてから置くと良い。特に‘‘スノコ‘‘は通気性もよくなるのでおススメです。
 
・・・とはいっても、あくまでそれぞれ【推奨】の置き方なので保管場所で保管しやすい方でいいんではないでしょうか?
 
 

まとめ

スタッドレスタイヤ保管の4つの基本的なことを記載しましたが、
その中でも最低限  絶対に抑えたいポイントは次の3つです。
・汚れを落とす!
・シッカリ乾いた状態で保管する!
・風通しや直射日光に気をつける!
 
 
タイヤの保管は作業として一年にそう頻繁にある事でもありません。
せっかく買ったスタッドレスタイヤをより長持ちさせ、より良い状態で次のシーズンも使えるようにしっかり保管しましょう!
  
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