家の新築。夢のマイホーム!
世間には一生の内に何度も建てられる人もいたりしますが・・・、我々一般庶民にとっては一生に一度有るか無いかの大事業です。
その住宅新築にあたり、建てる土地、間取りや外観、建築会社など悩んで考えることは多いものです。そして『住宅設備』も悩みどころのポイント。
この住宅設備一つで「生活の利便性」も大きく変わってくるから不思議なものです。
実際に私も住宅新築の際に悩んだもの・採用した設備があります。
今回の記事では、実際には無くても困らないものですが、『あると便利なおススメの設備 4選+1』をピックアップします!
住宅新築した筆者が選ぶ、おススメ設備 4選+1
◎スマートキー(電子錠)の玄関ドア
◎キッチンのビルトイン食器洗い乾燥機(食洗機)
◎人感センサーライト(人感センサー付きスイッチ)
◎室内物干し用器具(ホスクリーンなど)
◆天井埋め込みタイプの「ナノイー発生機」
この5つの設備の中には≪後付け≫できるものもありますが、どうせ新築するなら最初に採用しておいてもいいと思います。
これから、この5つ(4選+1)を簡単にご紹介します!
スマートキー(電子錠) の玄関ドア
最近では既存の玄関ドアに‘‘後付するタイプ‘‘のモノも鍵のメーカー中心にリリースされていますが、この記事では『玄関ドアメーカー』が提案するタイプのものです。具体的には、
- YKK-AP社の「スマートドア」
- LIXIL社の「エントリーシステム」
- 三協アルミ社の「キーガル、UBキーガル」
我が家ではYKK-APの「スマートドア」の『ピタットキー』というカードやシールをかざしてドアの施解錠をするタイプを採用しました。
YKK-APにはもう一つ『ポケットキー』というタイプも。
こちらは自動車のスマートキー同様にリモコン式のキーがあり、それ自体を使っても、カバンなどにしまったままでも玄関の施解錠ができます。
画像出典:YKK AP http://www.ykkap.co.jp/products/door/venato/
ちなみにLIXILなど他のメーカーもモノの違いはあるもののほぼ同様のシステムになります。
このスマートキーの良いところは、鍵穴にキーを刺さなくても簡単に開け閉めできるところと、万が一キーを紛失してもキーの情報をドア本体で簡単に書き換えできるので、キーを拾った人がそのキーで悪用できないなど防犯性も高い点。
特に子供のいる家庭だと、キーの紛失など持たせること自体不安もありますが、そういった不安も少なくなります。
価格ですが、メーカーのカタログ定価で標準キーからの差額は5万~10万円程度。
コレ使ってしまうと、普通のキーに戻れません。
利便性の高さを考えると、私はこの価格差は無いに等しいとも考えます!
ヴェナート|スマートドア「ヴェナート」 - YKK AP株式会社
カザスプラス | エントリーシステム | 機能・性能・仕様 | ジエスタ | 断熱 | 玄関ドア | Biz-LIX(ビズリク)
キッチンのビルトイン食器洗い乾燥機(食洗機)
食器洗い乾燥機(以下、食洗機)はこの手の話題には必ず顔を出す設備機器。
食洗機が「いる」「いらない」の判断はやはりご家庭の家族構成や生活スタイルで変わってくると思います。
我が家では採用して、毎日のように稼働しています。
時間の節約にもなり非常に便利に感じるモノですが、ある友人の家では折角採用したのにあっても使わないモノになっていたりします。
夫婦2人で使う食器も多くないとか、奥さんが専業主婦だからとか、家族で食事する時間帯が違ってその都度食器を洗ってしまうとか、そんな理由で必要ないご家庭もあると思います。
また「卓上型の食洗機」があるから、ビルトイン型はいらないというご家庭もあるかも。
食洗機導入のメリットは、
- 時間の節約
- 家事仕事の軽減
- 無駄に水を使わないので意外と節水効果 だと思います。
ビルトイン型食洗機は後付も可能かもしれませんが、電源や給排水の工事も必要になります。
今は必要ないという人も、ゆくゆく導入できるようにショールームに行った際や建築業者に確認しておいてもよいかもしれませんね。
人感センサーライト(人感センサー付きスイッチ)
我が家の場合これを「玄関ポーチ灯」「内玄関」「トイレ」「洗面脱衣室」「階段」「2階の廊下」に採用しました。
器具にセンサーがついているもの、スイッチプレートに人感センサーが付いていて照明と連動するものがあり、我が家では両方を使い分けています。
特にスイッチプレートタイプは換気扇にも連動できるので、トイレや洗面に使っています。
人感センサーのメリットは、「スイッチを押すことなくライトがついて」「一定時間が過ぎれば勝手に消えてくれる」こと。
夜帰宅してもしっかり明るくお出迎えしてくれますし、夜トイレに行く際に階段や廊下など暗がりの中でも安心して歩くことができます。
また電気の消し忘れの代表といえるトイレでも消し忘れは無くなります。子どものいるご家庭や消し忘れの多いご家庭だと絶対重宝しますよ♪
室内物干し用器具
画像出典:川口技研
室内用物干しの器具というと、天井据え付け型(上部写真)や電動型、ワイヤー型などありますが、個人的には天井据え付け型をおススメ。
電動型やワイヤー型など「機構」がつくものはいつかは故障する可能性もあります。なのでより簡単なタイプの方が個人的には好みではあります。
それでもどのタイプもあると便利!雨の日や花粉シーズンに外干しできない場合に洗濯物を干すスペースの確保が可能に。
上の写真のタイプも使わないときはポールの取り外しも出来ますし、洗濯物の代わりに観葉植物を吊り下げるなんてこともできますよ!
天井埋め込みタイプの「ナノイー発生機」
天井埋込形ナノイー発生機「エアイー」 | Panasonic
パナソニックのナノイー発生機「エアイー」。しかも天井埋め込み型です。
人気のナノイー発生機も、シャープのプラズマクラスター発生機も据置型が主流です。
ですが・・・、天井に埋め込んでしまえばよりスマートな空間に!
「タバコ臭」「体臭」「ペット臭」「調理臭」「生ごみ臭」を脱臭・軽減するので、玄関やクローゼット、リビングやトイレに食品庫などいろいろなシーンで活躍してくれます。
我が家では「据置型があるから」という理由で採用しませんでしたが、今でも付けておけばと後悔している商品。。。
ナノイーやプラズマクラスターに興味のある人にはオススメの設備です♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これら以外にも、実はいろいろあります。
「サッシはペアガラス」とか「カーテンは遮光」とか「2階にトイレ」とか。。。
設備の導入の如何は要望や予算で変わってはくると思います。
この記事で書いた【4選+1】も、正直使う家庭ごとに違いはあるはずですが、検討してもらっても損は無いモノだと思います。
最後に。『あると便利な設備』と題しましたが、生活のなかで「ほとんど頻度の無い事」を便利にする設備なら私はいらないと思います。
これから新築をお考えの人、現在進行形で新築の話を進めている人は、設備を考える際は、勢いとかではなく、本当に自分達の生活に有った方がいいのかをよく考えてみて下さいね。