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誰でも簡単な!【壁紙(クロス)の隙間の補修!】

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皆さん、ご自宅のお部屋(内壁)の壁材は何ですか?

一般的な住宅で主に使用される内壁材には、壁紙(クロス)、塗壁(土壁、珪藻土、漆喰、ブラスター)、木材、タイル、エコカラットなどの機能性壁材等があります。

そんな中でも、恐らく一番使われているのは、壁紙(クロス)。

 

今回は、その『壁紙(クロス)の隙間の補修方法』について記事にしたいと思います。

 

 

クロスの隙間(スキ)について

例えば家を新築した、お部屋のリフォームした場合、出来上がった状態はもちろん隙間もなくキレイなものです。

でも、住み始めてから、早くて数か月~1年もすると多少なりとも隙間ができてきます。どんなところにできるかというと、具体的には「壁と天井の角」や「壁と壁の角」など。

そして隙間といっても、コンマ数ミリから1・2ミリ程度のもの。気にならなければ気にならない程度のものです。

 

では隙間が出来る原因は何かというと、「温度や湿度などによる材料の収縮」

夏場は湿度や温度も上がりますし、冬場は逆に乾燥して湿度も下がりますよね。

そういった温度や湿度に材料が反応。材が伸びたり縮んだりして特に「入隅」と呼ばれる‘‘引っ込んだ角っこ‘‘に隙間ができます。

そしてその収縮する材料っていうのが、具体的には・・・

  • クロス(壁紙)
  • 構造材(木材)や下地材

 

なので、このクロスの隙ができるのは、木造住宅だけのものではなく、RCや鉄骨の住宅でも普通に起こる現象だということです。

 

また、これらの現象は新築でも大体2~3年程度では収まっていく現象だそう。

湿度変化のある冬や夏を数回越せば、材料の収縮の動きもなくなり、ほぼ収まるようです。

 

と、書いている我が家(木造)でも、家を建ててから1年くらいで数か所が目立ってきたので、1年点検の際に補修。

その後、クロスの保証が2年で切れるので、2年点検の際に補修してもらいました・・・が、実はクロスの隙間の補修方法を聞いていたので、自分が気になる箇所は自分で補修済み。2年点検での業者の補修は手の届きにくい部分だけをお願いしました。。。

ちなみに我が家の場合、一度補修した箇所はその後隙間ができることはないので、今回記事にする内容は今後出番はほとんど無さそうです・・・。

 

こういったクロスの隙間については、一般的にはほとんどが欠陥状態ではないそうなので、ご心配なく。もし気になったら施工会社に連絡すれば補修の対応をしてくれます・・・が、その保証期間も過ぎてしまうと、補修について有償になるケースもあると思います。

また、業者に頼むのも面倒くさいし、簡単だったら自分でやりたいというDIY好きの人もいらっしゃると思います。

 

自分でできちゃえば、それほど簡単なこともないので、ここからは具体的な補修方法をご紹介します!

 

クロスの補修方法

用意するもの

用意するものは、

  • 壁用のコーキング材(ジョイントコーク、コークボンドなど)
  • タオルや日本手ぬぐい(水に濡らして硬く絞ったもの)

・・・これだけです。

 

壁用のコーキング材は、ホームセンターでも簡単に入手可能です。

ちなみに私は、ヤヨイ科学の「ジョイントコーク・A」を使ってます。近所のホームセンターにはコレが売っていた・・・ただそれだけです。

色も壁に合わせて多くの種類がありますので、ご自宅の壁紙に合わせて購入したらいいと思います。

我が家は白い壁紙ですが、純白ではないので「ライトアイボリー」を使って丁度いい感じです。ホワイトも使ったことありますが、真っ白すぎて補修箇所が逆に目についちゃいました。

ヤヨイ化学 ジョイントコークA 500g ライトアイボリー

ヤヨイ化学 ジョイントコークA 500g ライトアイボリー

 

そして準備としては、実際に使う前に、先っぽをカッターでカットしておきます。

作業がしやすいように‘‘斜め‘‘にカット。 またこの際、先っぽを太めの位置でカットしてしまうとボンドが出まくってしまうので、細めの位置でカットします。

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補修方法

我が家は補修しまくって隙間が無かったので、1年ほど前に新築した友人の家での実践写真になります。

この家もあまり隙間はなかったのですが、巾木の一部が隙間があったのでここを補修します。

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↓↓隙間に合わせてボンドで埋めていきます。↓↓

ポイントは、ボンドの先を当てながら、スーッと動かしていく感じ。

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ボンドを流し終わったら、水に濡らして硬く絞ったタオルなどで余分なボンドを拭き取ります。

ここで使うボンドは「水性」なので、濡れタオルなので拭き取ればOKです。

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以上でおしまい。

目立っていた隙間も無くなりました!

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最後に

どうですか? 簡単でしょ!?

隙間が大きすぎるとか、クロスがめくれてとかっていうのも、これを応用すれば簡単にできますよ。

業者にお願いするのも手ですが、そもそも業者手配の手間が省けますし、数か所も補修すればコツも掴むので、自分で出来てしまえばこれほど簡単な補修もありません。

ボンドも水性なので、もし失敗しても濡れタオルでふき取ってしまえば問題ありません。

 

また今回は自宅の在庫が無くて実例で紹介できませんが、クロスとクロスのジョイント(継ぎ目)の隙間を消す「めじっ粉」というアイテムもあります。(※このアイテムは狭い隙間に有効です)

「めじっ粉」は、ベビーパウダーのように粉をパフで隙間にポンポンとはたく程度で隙間が消える優れものです。

本職のクロスの業者さんから教えてもらったアイテムなので信頼性のある本格的なものですよ!

 

「ジョイントコーク」にしても「めじっ粉」にしても、本当に簡単なので、補修に興味ある人は、是非トライしてみてください!

 

ヤヨイ化学 ジョイントコークA 500g ライトアイボリー

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