「余った」エコカラットの話です。
エコカラット?
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メーカー:LIXIL(リクシル)
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用途:室内壁に貼る機能性のあるインテリア壁材。
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デザイン性が高く、石調からタイル調までデザインは幅広く多様。
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調湿・消臭・VOC(ホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物)吸着に効果がある。
(参照:LIXILホームページより)
一般的に住宅の壁に使う壁紙(クロス)に比べて平米単価も高いので、実際に採用するのには場所や範囲を限定して施工するケースが多いと思います。
実際の施工例でもそのデザイン性と機能性を重視して、玄関やリビング、トイレなどに使われているのをよく目にします。
我が家では!
我が家では。。。新築計画時はやはり金額の問題で採用は断念してしまいました。
しかーし、やはり使ってみたい!という事で、DIYで施工することにしました!
と云っても、いきなり大きな範囲で失敗するのも嫌なので、まずは練習も兼ねて失敗しても目立たない場所・・・練習も兼ねクローゼットなどの収納内から徐々に貼ってエリアを広げてます。
そんなエコカラットのDIYの様子はまた今度にしますが、施工した後に微妙な枚数が残るエコカラット。
そんな『余ったエコカラットの利用法』をご紹介します!
機能性に目を付けます!
エコカラットはある程度の広い範囲に施工することでそのデザイン性を高めます。微妙に残った数枚を貼ったところで中途半端なイメージにしかなりません。
そこで目をつけるのが『機能性』。
エコカラットには調湿・消臭効果があります。調湿・消臭したい場所と言えば、「下駄箱」や「押入れ」の中!
下駄箱と言えば、独特の靴の臭い。
押入れは市販の湿気とりなどが活躍するほど、湿度を取りたい場所ですよね。
過度な期待は禁物ですが、この「機能性を生かせる活用」を考え、我が家では2パターンで利用をしてます。
利用法① 靴の消臭に
住宅を建てる際にLIXIL(リクシル)のショールームに行ったときに、サンプルでこのエコカラットをいただきました。「下駄箱の中に入れておくといいですよ」と。
これの応用です。
余ったエコカラットを小さめに割り、通気性の良い不織布の小袋などに小分けにして入れて下駄箱などに入れておきます。
不織布の小袋は100円ショップでも購入できます。不織布でなくても家にある余った布きれで巾着みたいなもの作ってもかわいいかも。
我が家では、下駄箱本体というよりは、その日に履いた靴の中に直接いれてしまします。
特に革靴は一日履くとかなり蒸れた状態になっているので、靴の中の湿度と臭い取りで活躍してくれてます。
これだけでも、使う前と比べると、こもった感じが無くなります。
我が家では小袋にいれてますが、大きな板やシートであれば、「そのまま下駄箱に敷いておくだけ」でも効果はあると思います。
なお、小分けの場合のエコカラットですが、30角や60角のシートタイプであればを小分けにするだけで割る作業はしなくてもいいと思います。
それより大きめのサイズであれば、カッターで切り目を入れて、ちょっと力を入れれば簡単に割れますよ!
利用法② 押入れのスノコの下に置く
これは、1枚又は1シートそのまま使えます。
ただし、エコカラットの厚みが5.5mmのタイプの場合です。スノコの下に入れる場合この5.5mm厚だとスノコと干渉しないのですが、これより厚いタイプだと、スノコに当たってしまうので我が家では使ってません。
使い方はスノコの下にそのまま置いておくだけ。
エコカラットの推奨施工面積は、1畳(1.6㎡程度)で2~3㎡。
ここから枚数を追うと、一般的な一間の押入れは1畳分なので、303角のものを使う場合、2㎡でも7枚は使います。
ただ、今回はあくまで「余った」エコカラットの利用なので、我が家でもそんなに枚数がないのでとりあえず置けるだけおいてみました。
我が家の場合、まだ夏の時期を過ごしていないので効果は実感として無いのですが、押入れを開けたとき、若干空気がカラッとしているのと、押入れ内の臭いが無くなったと感じてます。
業者にエコカラットの施工をお願いするとき
我が家はDIYなので余ったものもそのまま残ってますが、業者に施工を依頼した場合、余ったエコカラットは業者が持って帰ることがほとんどだと思います。
この時ダメ元でも、余ったエコカラットを貰えるかどうか聞いてみて下さい。
業者によっては余ったものを置いていってくれたりもするそうです。
もし余りが頂戴できればラッキー程度でもいいかもしれません。
余りが手に入れば、エコカラットの機能を活用した利用をしてみてはいかがでしょうか!