太陽光発電設備について
2月下旬、太陽光発電など再生可能エネルギーの2015年度の買い取り価格が内定しましたね。
特に一般の我々庶民にとって検討しやすいのが太陽光発電ですが、その買取価格も年々安くなってきています。
2015年度(H27年度)は、
10kW未満(税込)
東電・中電・関電管内 33円/kWh、
その他の電力管内 35円/kWh
10kW以上(税抜)
4月~6月 29円/kWh
7月~H28年3月 27円/kWh
参考:
2013年度(H25年度)
◆10kW未満 38円/kWh(税込)、
10kW以上 36円/kWh(税抜)
2014年度(H26年度)
◆10kW未満 37円/kWh(税込)、
10kW以上 32円/kWh(税抜)
個人的感覚としては、だいぶ下がった気がしますね・・・。
買取価格をみてもらうと、「10kW未満」での買い取り金額に違いがあります。
これは九州電力など太陽光発電の普及率が高い地域では電力会社が買取量を制限できる「総量規制」というものがあります。「総量規制」のある地域と無い地域の公平を期すため、買取価格の違いがあるということです。
また、全体的に買取価格が下がったとはいえ、設備導入にかかるイニシャルコストも太陽光パネルが普及し始めた6~7年前から比較しても、また直近1~2年で比べても、かなり価格が下がってきています。そこを踏まえてもまだまだ導入検討の余地の大きい商品であると思います。
それでも、太陽光発電設備を導入しようとする時、
- イニシャルコストと、売電金額のバランスは?
- 元は取れるのか、取れないのか?
- 結局、得なのか損なのか?
そんな悶々とした考えが浮かんできます。
そんなことを考え抜いて太陽光発電を導入した我が家。
せっかくなので、我が家の記録を今後毎月記載していこうと思います。
これから導入しようかとお考えの方への少しでも参考になればと思います。
我が家のスペック
- 導入時期:2014年8月中旬
- メーカー:三菱電機
- モジュール容量:5.27kW(棟違いの屋根のため、225W~89Wまでの4種類のモジュールを組み合わせてます)
- パワコン:PV-PN55G(5.5kW)
- 屋根・勾配:木造瓦ぶき・総2階 5寸勾配
- 屋根の向き:南南西
- 設置場所:長野県松本市
- 買取価格:10kW未満 37円(税込)(10年間)
メーカーの検討について
パネルメーカーですが 導入にあたり三菱電機の他、シャープ、パナソニックを検討しました。
結果として、何で三菱電機を選択したかというと、、、
- 我が家の屋根への搭載容量が大きかった事、
- 1kWあたりの設備単価が一番安かった事、
- モジュールの出力保証の数値が高い事、
- 杏ちゃんのイメージが良かった!(笑)
が大きな要因です。
ちなみに他社の搭載容量は、シャープで5.2kW、パナソニックは4.8kWでした。。。
太陽光パネルの設置はそれぞれの屋根形状でパネル設置を設計するため、パネルの寸法割りで設置容量が決まってしまいます。
このあたり、三菱電機とシャープはモジュールの種類が多いので効率的に屋根に乗っけられる計算の様です。
導入価格について、ここでは具体的な金額の明言はしませんが、私が見積もり依頼をお願いした中では三菱電機のものが一番安かったです。
なお、今回見積もりは、我が家を建築した住宅会社に依頼しました。
他社での見積もりを取ってはいましたが、同じ建築会社にすることで太陽光の工事が原因で万が一雨漏れした場合での住宅本体の保証も対応してくれるということも安心を取るということで決めてになりました。
そしてモジュールの出力保証の安心感。
太陽光発電は日々の発電量や発電効率も大切ですが、長期間にわたって使うものになります。安定した発電量の確保が私は重要と思っています。
その点、三菱電機は「20年後のモジュール出力保証が80%」と、他メーカーさんより安定感もありました。
発電実績の報告は・・・
前置きが長くなりましたが、我が家の太陽光発電の実績については、次回以降で毎月報告していきたいと思います。
次回は、まとめて2014年9月~2015年2月の発電実績を報告します!!