大人が読みたいブログ

生活を楽しくするような小ネタ、ニュースを掲載するブログ

闘痔記録 ~とにかく痛い【血栓性外痔核】が治まるまで~

スポンサーリンク

f:id:fumigucci_1:20160203165738j:plain

久しぶりに患ってしまいました・・・お尻の病気、「痔」。

 

痔といっても、私の場合はいぼ痔・切れ痔といった慢性的なモノではなく、「血栓性外痔核」という一過性の痔。

一過性とはいえ、これまでも数年に一度の割合で数回発症しているので、発症しそうな時には何となしにヤバいかもって感覚も分かってきていました。

そんな時には自分なりに注意してはいたのですが・・・、今回は注意していたけど、結果的に症状が出てしまいました。。。無念。

 

この血栓性外痔核は、普段から痔主の人でなくても突然患うかもしれない痔ということ。だから今まで痔には無縁だった人でも急に患ってしまうこともある痔なのです。実際、私の周りでも意外とチラホラ話を聞きます。

 

今回は、約4年ぶり、久しぶりに患ったこの「血栓性外痔核」の湯治ならぬ闘痔記録を記事にしたいと思います。

 

 血栓性外痔核って?

そもそも「血栓性外痔核」って何か?

私は痔の専門家でもないので、専門のお医者様のHPから。

 血栓(血豆)が出来て肛門が腫れ上がった状態です。 簡単に言うと「血が固まって血管がつまってしまった状態」です。 

(~中略~)
でも血栓はすぐに溶けてきます。溶け始めると完全につまっていた血管が流れ出します。 そうすると腫れもひいてきます。腫れがひいてくると痛みもだんだん少なくなってきます。 2~3日はものすごく痛いですが、だんだん楽になります。 腫れがひくのに1ヶ月くらいかかりますが、ちゃんと治ります。

引用:http://www.osakakoumon.com/minori/kessen1.html

 

では、どのような場合にこの症状が発症するか?それは、肛門に一時的・急激に負荷がかかった時。

具体的な原因には・・・、

  • 便秘・下痢
  • 冷え
  • 飲酒 

などがありますが、そこに温度変化のある季節の変わり目や、体の疲れなども重なったりすると、発症しやすいようです。

 

この痔は肛門の一部に血豆が出来て腫れ上がる症状ですが、基本的に手術も必要なく、数日~一週間程度で激痛は過ぎ去ります。ただし痛みは治まっても腫れは残るので、腫れが治まるまでは多少お尻に違和感が残ります。

より早く治したい場合は、お医者さんで血豆を抜いてもらう(患部を切開して血を抜く)ことで痛みや腫れは早く治まります。
(但し、私の経験上、切開してから数日は毎日通院の必要あり。)

 

またこの血栓性外痔核、排便時は特に痛みは感じないのですが、お尻を拭くときに痛みがあるのも特徴だそうです。

 

症状が出てからの対処方法は、

  • 患部を余り触らない(触ることで余計に腫れが悪化する)
  • 湯船に浸かる・お尻をカイロで温める(血行を良くすること)
  • 痛みを抑えるために鎮痛剤を飲んだり、塗薬を塗る

といったようなことでしょうか。

 

 

闘痔記録

2016/1/24 発症

  • 仕事の忙しさ、連日の雪かき、たまたまの長時間の立ち仕事がたたってか発症。
  • 実はこの日の朝、お尻の調子が悪い予感あり。このような予感がする時は座薬などを入れて予防するのだが、この日に限って座薬が無くそのまま仕事に。昼ごろには自分でもマズイと感じるほどに腫れと痛みが出てくる。
  • 夕方にはまともに歩けない、しゃがんだら立てないほどの痛み。
  • 帰宅後、入浴して体を温める。鎮静剤を飲み、市販の痔の塗り薬を患部に塗って就寝。
  • 就寝中も寝返りもうてないほどの痛み。

 

2016/1/25

  • 仕事。この日は朝から晩まで鎮静剤を飲み、市販の塗り薬を定期的に塗る。
  • 自動車の乗り降り、歩いての移動、椅子に座る・立ち上がることが激痛。
  • 円座利用。鎮痛剤・塗薬。
  • 夜も痛みで寝返りもほとんどうてず。

 

2016/1/26~27

  • 休日。2日間外出もせずほぼ寝て過ごす。
  • 円座利用。鎮痛剤・塗薬。
  • 2日間ほとんど動かなかったせいもあってか、休日2日目の夜には、痛みは多少治まり、歩くこと・立ち上がることも比較的できやすくなる。

 

2016/1/28

  • 仕事。
  • 朝、排便をした後、若干出血を確認。これまでの数日は生活に支障が出るほどに痛みもあったが、この日からそういったことも減る。
  • 円座利用。鎮痛剤・塗薬。

 

2016/1/29

  • 仕事。
  • この日も朝の排便後に出血。出血が昨日より多いので心配になり、行きつけの肛門科を受診。結果としては、腫れた部分の一部が破れ出血しているとのこと。その為痛みも早くひいているとのこと。先生からは残りの血豆を抜いてしまう?とも言われるも、このままの状態でも(出血は多少続くものの)患部を清潔に保って塗薬を塗っておけばそれでも大丈夫とも言われたので、後者を選択。
  • 出血した血がパンツなどに付かないように女性用のナプキンを下着に着用しておく。
  • 痛み自体はほとんど無くなっている。鎮痛剤の服用は無し。塗り薬は継続。
  • 腫れは発症時の3分の2程度までに小さくなる。

 

2016/1/30・31

  • 仕事。
  • 出血は少しにじむ程度。痛みはほとんど無し。塗薬は継続。
  • 腫れは発症時の半分程度までに小さくなる。

 

2016/2/1

  • 仕事。
  • 出血はここでなくなる。
  • 痛みはほぼ無し。塗薬は継続。
  • 腫れは発症時の3分の1程度。

 

2016/2/2・3

  • 2日間の休日。
  • 痛みもほぼ無く、塗薬は念のために継続。
  • 腫れはほとんど治まる。腫れもひいたためお尻の違和感もほぼなし。
  • 腫れや痛みも引き、血栓性外痔核の症状としてはほぼ終焉。

 

 

今回の闘痔を終えて

今回は、腫れや痛みはひどかったものの、腫れた患部が自然に破れたため、結果的にそこから血が抜けて痛みや腫れも早く治まった形になりました。

今まで数回この痔を患ったこともあり、何とか塗薬や鎮痛剤などで乗り切ろうと思いましたが、出血などがあったこともあり通院も行いました。

やはり出血とかがあると、お尻は排便などする場所でもあり、バイ菌などで症状がより悪化してしまうことも怖いと思います。

 

血栓性外痔核だとわかってしまえば、最悪通院しなくても何とか治るのがこの痔の特徴ですが、初めて症状が出た場合などは、自分の痔の症状が何なのかも含め、しっかりお医者さんに診てもらうのが一番だと思いますよ。もしかしたら違う種類の痔かもしれませんしね。。

医者の先生や看護師さんにお尻みられて恥ずかしいと思うのも、病院へ行くまで。一度この手の病院にかかってしまうと、病院でお尻を出すのはさほど抵抗感は無くなりますよ。

 

今回久しぶりに患いましたが、今後は生活習慣なども正し、痔にならないような生活をしっかりと送っていきたいと思います。

 

痔 (よくわかる最新医学)

痔 (よくわかる最新医学)

 

  

オカモト円座 ラバークッション L

オカモト円座 ラバークッション L