この時期になるとよく耳にするワードの『熱中症』。
「この夏の最高気温をマークした〇〇では熱中症で▲人が病院へ搬送されました」
「熱中症予防には◎◎が効く!」
「熱中症に注意し、こまめな水分補給をしましょう」
などなど、TVやラジオでも熱中症のニュースや話題が毎日のように取り上げられていますよね。
熱中症の症状
熱中症にかかると、どんな症状になるか皆さんはご存知ですか?
症状としたら・・・、
- めまいや吐き気、頭痛
- 失神
- 意識障害
- 錯乱
- 昏睡
- 痛みを伴う筋肉のけいれん、全身けいれん
そして、最悪の場合は死に至ることなどもあるそうです。
熱中症にかかったら早めの処置と、状況によってはすぐに救急車を手配するなども必要です。
乳幼児や子どもは・・・
大人でさえ「自分では気づきにくく」「大したことない」と感じてしまって熱中症にかかる人が多いそうです。
ましてや、意思表示がうまくできない‘‘乳幼児‘‘や‘‘子ども‘‘となると、親や周りの人がその異変に気づけるようにしっかりと意識しておかなければいけないでしょう。
そして、熱中症にかからないような対策グッズやアイテムを準備しておくことも予防のための一つの手段です。
ここからは、特に「乳幼児や子ども向けの熱中症予防の対策グッズやアイテム」をご紹介しますね!
もちろん大人にも通用する内容にはなっていますので、大人の方も参考にして下さい!
帽子
帽子には「夏の強い日差し・直射日光を防ぐ役割」があるので、子どもには必ず被らせたいアイテム。
子どもによっては被りたくないと帽子を取ってしまう子もいるかもしれませんが、根気よく被らせてあげてください。そのうち慣れてきますよ!
帽子も何でもいい訳ではありません。ニットの帽子など熱がこもってしまうようなものはNG。
通気性がいいものや、熱を逃がす素材を使っているものなどを選んであげて下さい!
また、首元の日焼け防止や、首への直射日光で体温が上昇するのを防ぐためにも、「つばの大きなもの」、「日よけ」や「フラップ」が付いたものは熱中症対策に効果が高いですよ!!
ワンピースの麦わらのルフィの被っている「麦わら帽子」なんかも通気性もあって機能性はバツグンです!
首筋を冷やす「クールスカーフ」
これもお馴染みの商品。首筋を冷やすことで体温調節を促進させます。
水に浸してその「気化熱を利用して冷やすタイプ」や、「保冷剤を入れて首筋を冷やすタイプ」に大きくは分かれます。
水に浸す「気化熱タイプ」の方がやさしい冷却なので、特に小さな乳幼児のお子さんにはこちらがいいかもしれません!
また、水に浸したタオルなどでも代用は可能ですよ!
チャイルドシートやベビーシートに
夏場はエアコンの効いた車内とはいえ、窓からの日差しや、チャイルドシートやベビーシートのラウンドした構造や形状もあって、子どもは背中やお尻はビッショリするくらいに汗をかいていたりします。
逆に言えば、「汗をかくほど暑い状態になっている」ということ。
そこでチャイルドシートやベビーシートの背もたれ部分に設置するひんやり系・クール系のシートマット。
「通気性のいいもの」や「保冷剤を使うタイプ」などがあります。
保冷剤タイプもいいのですが、乳幼児に使う場合は冷えすぎる事もあるのでご注意ください!
ベビーカーに
上のチャイルドシートと理屈は同じです。チャイルドシートと併用できるものや、ベビーカー専用のモノもあるので、使い方に合わせて選んでみては!
ベビーカーの場合は、自動車と違って暑い屋外なので、普通に「アイスノン」みたいな保冷剤をタオルに包んで背中に入れてあげてもいいですね♪
寝具
これも最近ではお馴染みの商品ですが、汗や水分をすばやく発散させてくれたり、さわり心地が冷たい敷きマット。
熱中症は外出先だけの話ではありません。家の中でも、寝ている最中でも起こる話です。
特に子供は大人より体温が高いので熱帯夜の寝苦しさも子供の方が辛いんですよ。。。
寝ている最中ずっとエアコンをかけるにはイヤというご家庭には是非!
乳幼児のお子さんの「抱っこひも」「スリング」
乳幼児のお子さん用のおんぶや抱っこ。夏場は特に暑いですよね。。。親がそう思うことは、抱っこされているお子さんも同じ事思っているはず。。。
保冷剤パッドが使えるこんな商品もありますよ!
その他
ここで紹介した以外には、必ず持っていたいのが水分補給のための「水筒」。
そのほか・・・、
汗をぬぐったり・水で冷やしたりもできる「タオル」、
キンキンに冷やした「アイスノン」などの保冷剤
なども外出時に携帯していると結構活躍してくれますよ!
最後に
子供は身長も低い分、大人以上に道路の照り返しや暑さにさらされています。また大人以上に活動的ですし体温も高いので、大人が気を付けて観察してあげないと熱中症にかかりやすい状況にあります。
ここで紹介したようなグッズやアイテムは、チョットした事ですが効果的なものでもあります。
市販のグッズでなくても、身近にあるグッズで代用も可能なものも多いので、工夫をしながら熱中症対策をしてあげてください!