GWや夏休み、そして連休となると、旅行の計画する人も多いですよね!
私の住んでいる信州・長野県「松本」もそんな旅行シーズンとなるとたくさんの人が観光で訪れる人気のエリア。
そして松本を観光するときに一緒に訪れたい場所がこれまた人気の「安曇野」エリア。
松本・安曇野は、東京・新宿からは特急あずさで2時間半程度、名古屋からは特急しなので2時間程度、大阪からも新幹線と特急しなのを乗り継いで3時間程度と3大都市圏からも非常にアクセスしやすい場所にあります。
そして城下町散策に、温泉、雄大な自然にグルメと、観光スポットも実は沢山ある場所。
そんな沢山の観光スポットを時間をかけて余すことなく観光できればいいのでしょうが、実際の旅行は限られた日程の中で動くことになります。
特に一泊旅行となると使える時間は2日間。その2日の中でこのエリアを満喫するためにはどこを廻ったらいいの・・・??
今回はそんな一泊旅行者のための「松本・安曇野のおすすめ観光スポット&グルメ10選!」を独断と偏見をもってご紹介します!
①国宝・松本城【松本エリア】
松本城は戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで、現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城です。黒と白のコントラストがアルプスの山々に映えて見事な景観です。
引用:国宝 松本城
松本に来たら絶対外せない観光スポット「松本城」。
春の桜、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と一年を通して様々な表情を見ることができます。
また、本丸庭園や、お堀の外に広がる松本城公園では観光シーズンに合わせて様々なイベントも開催しています。お出かけの際はホームページをチェックしてみてください!
■長野県 松本市 丸の内 4番1号
■松本城管理事務所 Tel:0263-32-2902
②重要文化財・旧開智学校【松本エリア】
旧開智学校は明治6年(1873)に開校、明治9年に新築されたわが国最古級の擬洋風小学校建築です。構造は木造で桟瓦葺、寄木2階建土蔵造りで中央に八角塔が高くそびえ立ち、各窓に舶来のギヤマンが取り付けられています。現在は教育博物館として教育資料約3万点が保存されています。
引用:さわやか信州旅.net:長野県公式観光Webサイト
松本城から北側に歩いて10分程度の場所にある「旧開智学校」。
明治時代に建設され、実際に教鞭がふるわれていた建物です。現在は博物館として、当時の教室の面影や当時の教育資料などを見ることが出来ます。
またモダンな擬洋風建築の建物も見どころです。建物内のいたるところにある和と洋が混在した彫刻や装飾品の数々は文明の変化の時代を感じさせます。
■長野県 松本市 開智 2-4-12
■旧開智学校管理事務所 Tel:0263-32-5725
重文 旧開智学校 – メイン観光スポット - 松本市公式観光情報ポータルサイト 「新まつもと物語」
③縄手(なわて)通り商店街【松本エリア】
松本城の南惣堀※(みなみそうぼり)と女鳥羽川(めとばがわ)の清流にはさまれて”縄のように長い土手”ということから由来している縄手通り商店街は、江戸期の城下町松本の風景を再現しています。50近く並ぶ各店舗は懐かしい玩具や古民具・骨董のほか、駄菓子や飲食物を売り、見ているだけで楽しくなるそぞろ歩きコースです。
※惣堀=外堀のこと。
ナワテ通りのシンボルはかえる!
その昔女鳥羽川には清流にしか生息しない「カジカガエル」がいっぱいいました。
残念ながら現在はその姿が見れませんが、その復活と街おこしをかけて、ナワテ通りは「カエルの街」としています。
通りの中程には「カエル大明神」も♪街のところどこにカエルの石像もあります♪
松本城から徒歩5分、JR松本駅からも徒歩10分程度の場所にある「縄手通り」。
露店風情のある商店街には、雑貨や骨董、玩具に飲食店と見ているだけでも楽しいお店が並ぶ通りです。
次に紹介する中町通りと合わせてゆっくり城下町風情を楽しみたい場所です!
■長野県 松本市 大手4-3
■ナワテ通り商業協同組合 TEL&FAX 0263-35-7737
④中町通り【松本エリア】
出典:http://askayama.net/machicard/nagano/matsumoto/mtmt-nakamachist.html
白壁と黒なまこの土蔵が立ち並び、時代をさかのぼったかのような風景が広がる中町通りです。
白と黒が織りなす町並みに人々が安らぎや懐かしさを覚えるのは、何も飾らない素顔のぬくもりをそこから感じ取れるからかもしれません。
蔵の会館「通称・蔵シック館」は蔵の町・中町の拠点となっています。中町通りの一本南には人形店が軒を連ねる高砂(たかさご)通りもあり、この界隈は歩いてこそ風情が楽しめる通りです。
引用:http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/wordpress_index-p_182-htm
松本の名物通りといえばやはり先に紹介した「縄手通り」とこの「中町通り」。
先ほどの縄手通りから南に歩いてすぐ、女鳥羽川の対岸にあるのがこの中町通り。通り全体が土蔵のイメージで統一された印象的な街並みです。
個性的なお店が立ち並んでいて、飲食店も様々あるので、縄手通りと合わせてぶらりと散策したい場所です!
■長野県 松本市 中央3-2-14
■中町商店街振興組合 TEL.0263-36-1421
⑤松本市美術館【松本エリア】
出典:http://jinsan.on.coocan.jp/kigakityou/22yosegaki/yo-matuyamajyouazumino.htm
2002年4月に開館した松本市美術館は、鑑賞の場、表現の場、学習の場、交流の場を4つの柱とした地域に根ざす開かれた美術館です。
松本市出身の芸術家・草間彌生の作品展示のほか上條信山や田村一男などの展示室があります。玄関横には草間彌生の作品《幻の華》を野外展示しています。
また、常設展のほかにも年間を通してさまざまな企画展示やワークショップ、講演会、コンサートなども行っています。
JR松本駅東口から駅前大通りを‘‘あがたの森‘‘方面に歩いて12分の場所にある「松本市美術館」。
世界的にも有名な草間彌生さんの作品「幻の華」が出迎えてくれます。
見応えのある常設展以外に企画展なども開催されており、松本に来たら一度は寄ってみたい場所の一つです!
■長野県松本市中央4-2-22
■TEL 0263-39-7400
⑥大王わさび農場【安曇野エリア】
出典:http://79476925.at.webry.info/200806/article_5.html
東京ドームを11個分に相当する、広大なわさび田。年間を通し、平均13度という北アルプスの湧水が、毎日12万トンも畑全体から湧き出してきます。この安曇野の豊かな自然を活かし、そしてより多くの方に体験してほしいという思いから、広大な駐車場や入園は一切無料。風情ある水車小屋や趣豊かな遊歩道など、安曇野を体感できる45,000坪の自然の王国です。
安曇野に来たら、まずはここ「大王わさび農場」。
広大なわさび田では、北アルプスの澄んだ湧水でわさびを栽培。故・黒澤明監督の映画「夢」のロケ地でもあります。
北アルプスの山を見ながらゆったりと農園の中を散策したり、わさびグルメに舌つづみしてもよし!
そしてここに来たら「わさびソフトクリーム」。子供も楽しめるわさびグルメです。是非ご賞味ください!
■長野県 安曇野市 穂高1692
■TEL:0263-82-8112
⑦安曇野アートヒルズミュージアム【安曇野市エリア】
出典:http://www.nagano-tabi.net/modules/gourmet/index.php?action=enjoy&group=gourmet&id=8930100026
遠く白馬三山を望み、眼下に安曇野の田園風景が広がる丘に建つ当館はエミール・ガレの作品を展示する美術館をはじめ、3000㎡を超えるショップに国内外のガラス製品が並び、安曇野の光を受けて特別な空間を作り出します。気持ちを込めて贈るおみやげ品から、工房作家制作の安曇野のガラス、北欧デンマークの作家による器などいずれも秀逸な美しいガラスばかりです。
年齢を問わずお楽しみいただけるガラス制作体験もあり、抜群の眺望を誇るイタリアンレストランでは安曇野の旬の食材をふんだんにお召し上がり頂きます。別棟に安曇野のおみやげや信州の旬の野菜や果物、りんご、名水「あづみ野湧水」を販売するガーデンハウスがございます。
安曇野エリアの西側の山の山麓にある「安曇野アートヒルズミュージアム」。
ガラスをテーマにしたミュージアムですが、ショップを見ているだけでもかなり楽しい場所!特に女性にはおススメかも。
また館内ではワークショップもあり、小さなお子さんでもガラス製品の製作体験ができますよ!世界に一つだけのガラス作品を制作してみては!
またここの周辺には穂高温泉郷、物産センター、カフェや美術館も多い場所。周辺の散策も合わせても楽しいですよ!
■長野県 安曇野市 穂高有明8161-1
■TEL:0263-83-5100
安曇野アートヒルズミュージアム | AZUMINO ARTHILLS MUSEUM エミール・ガレのガラス美術館
⑧安曇野ちひろ美術館【安曇野エリア】
出典:http://azumino-artline.net/chihiro/
絵本画家いわさきちひろや世界の絵本画家の作品を展示する美術館です。
木のぬくもりあふれる館内には、約3,000冊の絵本を自由に読める部屋や木のおもちゃで遊べるスペース、北アルプスを望むカフェ、ミュージアムショップも併設しています。美術館への出入りは一日自由。建物の周囲に広がる36,500㎡の公園とあわせて、子どもから大人まで1日のんびり過ごすことができます。
理事長に映画監督の山田洋次さん、館長は黒柳徹子さんが務める「安曇野ちひろ美術館」。
ちひろ作品を鑑賞しつつ、安曇野の景色や自然にふれる贅沢な時間が過ごせます。いわさきちひろさんの作品は誰もが一度は目にしたことがあると思うので、大人も子供も楽しめますよ!
■長野県 北安曇郡 松川村 西原3358-24
■TEL:0261-62-0772
⑨グルメ
グルメもいろいろありますが、ここではおすすめ地元グルメ4品を紹介!
まず1品目は「お蕎麦」。
松本・安曇野に旅行したら食べたいグルメの上位に入る蕎麦ですが、松本・安曇野に限らず長野県内では人気のグルメ。
そばは、標高が高く霧がまき日照時間が短い痩せた地で実のしまった良いそばが採れるといわれています。
長野県がそばの名産地となったのは、栽培条件が適している土地柄であったといえます。引用:http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/food/?page_id=376
お蕎麦に関しては好みがよくでる食べ物なので、地元に住む人でもおススメのお店が人によって違います。その為、どこが良いか?といわれても非常に困るのですが・・・、折角なので私の好きなお店をいくつか紹介します。
【松本エリア】
【安曇野エリア】
蕎麦のお店はたくさんあるので、自分好みのお蕎麦屋さんが見つかるといいですよね♪
そしてグルメの2品目は「山賊焼き」。これはどちらかというと松本エリアのグルメになります。
山賊焼きに関しては過去記事があるので、こちらを参照ください。
グルメの3品目は「馬刺し」。
かつて松本では「肉といえば馬肉」を指すほどでした。いまでも馬刺し、桜鍋(馬肉のすき焼き)を扱う料理店が数多くあります。
引用:http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/wordpress_index-p_245-htm
私のおすすめのお店は松本駅前にある「新三よし」。
ここは馬肉料理も豊富ですが、それ以外の郷土料理もしっかり楽しめます。新鮮な馬刺しはやみつきの味!
グルメの4品目は「おやき」。
噛みしめるほどに懐かしさが増す、昔ながらの味。そば粉を使用するものなど種類も豊富です。素朴な皮の中には、エゴマミソ、切り干し大根、野沢菜、ナス、カボチャ、つぶあんなどの具もタップリです。
おやきは、長野市西部が有名ですが、信州の郷土料理として長野県内で広く食べられています。蒸したり焼いたり、そば粉を使うものなど種類も豊富です。松本地方では野菜饅頭(まんじゅう)とも呼びます。
引用:http://youkoso.city.matsumoto.nagano.jp/wordpress_index-p_236-htm
郷土料理のおやき。お饅頭的なものなので、ご飯というよりは、お茶受けみたいな感じです。
おすすめのお店は2店。
- さかた菓子舗 (松本市)
- 信州安曇野おやき専門店 あづみ堂(安曇野市)
⑩温泉
松本・安曇野エリアは温泉も魅力です。
「白骨温泉」「扉温泉」「乗鞍温泉」「浅間温泉」「美ケ原温泉」「穂高温泉郷」などは、ホテルや旅館など宿泊施設も多いので宿泊場所としても人気の温泉。
もちろん宿泊以外にも日帰りで温泉入浴を楽しめる施設も多いので、地元の人たちも結構利用してます。
また、日帰り入浴メインであれば、コチラもおすすめ!(施設によっては宿泊も可能)
- 安曇野みさと温泉 ファインビュー室山(宿泊可)
- 安曇野蝶ヶ岳温泉 ほりでーゆ~四季の郷(宿泊可)
- 松川村営 すずむし荘(宿泊可)
- 竜島温泉 せせらぎの湯(宿泊×)
- 豊科温泉 湯多里(ゆったり)山の神(宿泊×)
旅の疲れは信州の温泉で癒してください♪
番外/山岳景勝地・上高地
この記事では一泊旅行を前提としたおすすめスポットの紹介なので、上記の10選にはあえて入れてないのですが。。。
二泊程度できる人であれば、特におススメしたいのが「上高地」。
なぜ10選に選ばなかったのかというと、出来れば上高地はゆっくり回ってもらいたいと思う場所だから。
一泊旅行で上高地を入れてしまうと、松本城の周辺を廻るくらいで旅行が終わってしまいます。もちろん上高地を主な目的地としている人だったら問題ないことですが、松本や安曇野をゆっくり観光したいという人には、上高地まで入れると予定がオーバーフローしちゃうと思います。
そんな理由で入れなかった上高地ですが、ここは北アルプスの槍ヶ岳・穂高連峰の玄関口。登山者や観光客で年間200万人もの人が訪れます。
北アルプスの山々、美しい水の流れる梓川、河童橋や大正池など見どころも多い場所です。本格的な登山まで行かなくとも、トレッキングなども楽しめます。
ここは本当にしっかり時間を取って、じっくりと堪能したいの場所です!
最後に
繰り返しになりますが、今回の記事は「一泊旅行」で松本・安曇野エリアを満喫するために(松本に住んでいる私が独断で)厳選したスポット&グルメ10選になります。
この記事では番外にした「上高地」のように、じっくり時間をかけてもらいたい場所はあえて外させてもらいました。
その意味合いでいうと「美ヶ原高原」「乗鞍高原」「国営アルプスあづみの公園」、そしてエリア内にも多く点在している各種「美術館」など・・・おすすめはまだまだ沢山あるのですが。。。
それはまたの機会にご紹介しますね!
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