梅雨時期、花粉の季節、PM2.5、雨の日に雪の日。
洗濯はしたけど、屋外に洗濯物を干せない時って結構多いですよね。
では屋外に干せなければ、どうするか?
- クリーニングやコインランドリー?
- 洗濯乾燥機?
- 室内干し?
人によって対応は様々ですが、今回はその中でも「室内干し」にフォーカスして「室内物干し用の器具をDIYで付けてしまおう!」という話題です。
室内物干しアイテムの種類
室内干し用の各種アイテムは、様々なタイプが販売されています。簡単なものはステンレス製のスタンド形式のものでしょうか。 (↓こんな感じのもの)
そんな室内物干しの各種アイテムの中でも、建物に固定させるタイプは、新築やリフォームの計画の際には良く話題になると思います。でも、その殆どはDIYで後から付けることも可能なモノです。
その固定タイプのアイテム(器具)で代表的なものは大きく分けてこの3つ。
- 天井付の「リングやフックタイプ」
- 天井付の「昇降タイプ」
- 壁付けの「ワイヤータイプ」
ここからはアイテム(器具)別にご紹介します。
天井付の「リングやフックタイプ」
まずは一つ目。天井付の「リングやフックタイプ」。
使用しないときはワンタッチで取り外しが可能。
2本利用して物干し竿を通した使い方。1本だけでも利用は可能で洗濯干し以外にも十人十色の使い方ができます。
1本で耐荷重は8kg。2本使いであれば、その倍の16kgまで対応可能になります!
キョーワナスタ エアフープ 室内物干し 天井下地取付仕様 KS-NRP020-WR ホワイト×レッド 3サイズ1セット
- 出版社/メーカー: キョーワナスタ
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
天井付の昇降タイプ
こちらは竿を昇降させるタイプ。電動式のものもありますが、DIYということで考えると、手動式が取付も簡単でしょう。
このタイプは多くが耐荷重8kg。
ワイヤータイプ
ホテルのバスルームなどでお馴染みのワイヤータイプ。ワイヤーを引っ張って、その先を固定させると、物干しスペースが出来上がります。
出典:pid4M - 室内物干しワイヤー | アルミ階段・エクステリア製品 製造販売 森田アルミ工業
このタイプで人気なのは、森田アルミ工業の「pid 4M」。4mまでワイヤーが張れて、耐荷重は10kg。
取り付けについて
「天井付」「壁付け」などタイプは様々です。もちろんDIYで取り付けも可能ですが、重要なのは必ず下地の柱などに取り付ける(固定する)こと。
物干し用のアイテムには‘‘耐荷重‘‘が設定されています。8kgだったり10kgだったりモノによって変わりますが、濡れた洗濯物は意外と重量があります。
製品にはそれをしっかりと受け止めるだけの‘‘耐荷重‘‘が設定されてますが、その性能を発揮させるためには、「しっかりとした下地にある柱」に取り付けを行うことが重要です。
くれぐれも、石膏ボード用アンカーなどで石膏ボードのみに取り付け(固定)はしないでくださいね。そんなことしたら洗濯物の重量で石膏ボードごと器具がポロリしちゃいますよ。
何度も繰り返しますが、重要なのは下地にある柱を探してそこに固定させることです。そしてその柱を見つけるには、ホームセンターなどで販売されている「下地探し」を活用すると比較的簡単です。
針を刺して下地を探す「下地探し」や、電気式のセンサーで「下地探知機」「下地センサー」などを使うと下地の柱の有無の見分けがつきます。
「下地の探し方」は以前のブログでもご紹介しています。過去記事を参考に下地を探してください。
なお、過去記事では壁の下地について記事を書いてますが、天井についても同じこと。
出典:http://yoshino-gypsum.com/kouhou/ippan/index.html
天井には「野縁(のぶち)」と呼ばれる柱が通っています。一般的にはその下(室内側)に石膏ボードでクロス(壁紙)というような仕上げ。
なので、天井の場合も、壁と同じように下地探しを活用して、この野縁に固定させればいいのです。
最後に
汎用品の室内干しの器具(スタンド形式のものなど)って、コンパクトに収納ができると謳ってはいますが、それでも使わないときは多少は邪魔になります。
その観点からすると、ここで紹介したような建物へ固定するタイプはシンプルに使え、しかも使わないときはスッキリとさせることができます。
器具のタイプは生活スタイルや洗濯物の量、室内干しが出来るスペースによって選び方は変わります。
そして便利な器具ではありますが、自分で取り付けって出来るの?と躊躇している人も多いかもしれませんが、下地を探すというコツさえ掴んでしまえばそんなに難しいことではありません。
それでもDIYの場合、取り付けは自己責任になりますが、簡単なものから挑戦してはいかがでしょうか!?