長野・坂城【ヱヴァンゲリヲンと日本刀展】に行ってきました！

全国を巡回している“エヴァンゲリオン‘‘と‘‘日本刀”のコラボ企画「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」。

2012年の岡山県・備前長船刀剣博物館での開催を皮切りに、日本全国各地、更にはパリやマドリードといった海外でもで開催されてきている大人気のコラボ企画展なので、すでに足を運ばれた人も多いと思います。

そんな「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」が、やっと私の住む長野県にもやってきました♪

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出典：http://www.tetsu-museum.info/

開催場所は、長野県坂城町にある‘‘坂城町鉄の展示館‘‘。
会期は、2015年10月6日（火）～2015年11月23日（月・祝）まで。

この企画展が始まった最初の週末の10/11（日）に行ってきました。今回はその模様を交えてこの企画展のご紹介したいと思います！

もくじ

「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」IN 長野
行ってきました！
最後に
～関連リンク～

「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」IN 長野

まずは、この特別展の概要です。

ヱヴァンゲリヲンと日本刀展とは

現代最高峰の刀匠たちが挑む、新たな次元！

全国の刀匠たちが挑んだヱヴァンゲリヲンの世界！作品に登場する刀や刀剣、さらに作品からインスピレーションを受けたオリジナルの一振りなど、刀剣界がその伝統の技を惜しみなく注ぎ、数々の新作刀剣類を製作。「日本刀」と「エヴァンゲリヲン新劇場版」の奇跡的なコラボレーション。

日本の伝統技術、そして新しい日本刀の世界をぜひご覧ください。

引用：http://sbc21.co.jp/evangelion/

特別展の内容

①コラボ作品コーナー（全26点）

薙刀「刀野薙（なたやなぎ）」、「ロンギヌスの槍」、「刀子」、「太刀（綾波レイ仕様）」、「刀（渚カヲル仕様）」、「カウンターソード」、「ビゼンオサフネ」、「マゴロクソード」、「エヴァンゲリオン初号機型兜」他
企画書、設定資料、新劇場版複製原画、フィギュア（2ｍ大・初号機、等身大・レイ＆アスカ）

②日本刀コーナー

刀剣の変遷、刀剣の説明パネル、日本刀などの重さ体験コーナー

③DVDコーナー（展示室内で放映）

ロンギヌスの槍、刀野薙、日本刀の各製作工程

④海洋堂フィギュア

　コラボ作品コーナー内にジオラマ作品など

◆目玉イベント

　全国刀匠会の職人による「エヴァ展オリジナルプレートへの銘切り」
　（日程は坂城町鉄の展示館のHPにてご確認下さい→HPへリンク）

◆エヴァストア IN 坂城

　限定グッズなど500アイテムを越えるエヴァグッズ販売

開催日時・場所　他

■開催日時：2015年10月6日(火)～2015年11月23日(月・祝)

■開催場所：長野県坂城町鉄の展示館
　〒389-0601 長野県埴科部坂城町坂城6313-2（電話：0268-82-1128）

■観覧料（当日券）
　・一般／800円
　・中高生／600円
　※小学生以下（小学生含む）／無料

［お問い合せ先］
鉄の展示館　Tel.0268-82-1128

行ってきました！

訪れたのは、特別展が始まった初の週末。ちょうど3連休の中日となった10月11日（日）の午後イチ。

会場になる鉄の展示館のある坂城町町内では、いたるところに「エヴァンゲリヲンと日本刀展」の‘‘のぼり旗‘‘が立てられ、町を挙げてこの特別展を盛り上げている様子がうかがえます。

特別展最初の週末、そして連休ということもあり、鉄の展示館の駐車場は一杯で、少し離れた臨時駐車場に車を停めます。

駐車場に停まっている車のナンバーを見ても、長野県内だけでなく、半数近くは県外ナンバーの車。栃木・群馬・茨城・福島・山梨・新潟などと、近隣の県からも多く訪れているのが伺えます。

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坂城町鉄の展示館外観↑

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前売りは買っていなかったので当日券を購入。

今回、小学生の子供と一緒に行きましたが、小学生以下は‘‘無料‘‘ということ。これは子連れにはありがたいです♪

また、葛城ミサトさん役の声優・三石琴乃さんが音声で展示内容を解説する「音声ガイド」（1回500円）もあります。利用者への特典はオリジナルコースター（刀野薙Ver.数量限定）がもらえるそうです。　音声ガイドに正直興味もありましたが、今回はパスです。。。

なお、展示会場は1階の展示室と2階の展示室に分かれています。

ここからは、展示作品等を一部ですが写真を交えて紹介していきます。

1階の展示

1階は企画書や設定資料・複製原画などと、刀剣類は少し大きめのエヴァの装飾物（カウンターソードやマゴロクソード）、海洋堂のフィギュアやジオラマが展示されてます。

そして、あの「ロンギヌスの槍」の展示もこのフロアです。

なおヱヴァンゲリヲンと日本刀展は、企画書と原画以外は写真撮影ウェルカムOKということです♪　うれしー！！

1階の展示室の入口前は、アスカ・マリ・レイのパネルがお出迎えです。

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『カウンターソード』
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『ビセンオサフネ』
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この特別展に展示される作品の中でも注目なのが、作中にも度々出てくるあの『ロンギヌスの槍』（下の写真）。

ひときわ大きく圧倒される迫力！！

ちなみにこれのサイズは全長３３２センチ、重さは２２・２キロ。軽々と槍投げできそうなモノではなさそうです。。。

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海洋堂のフィギュア・ジオラマコーナー。

碇指令の御前での『御前試合開幕』
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黒沢明監督の映画「用心棒」の続編「椿三十郎」のラストシーンをモチーフにした『用心棒』
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特別展のポスターにもなっている『着物姿の三人娘』
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2階の展示

2階の展示は、レイとアスカの等身大フィギュア、プログレッシブナイフなどの刀剣類、綾波レイや渚カヲルなどの登場人物をイメージした太刀や脇差・短刀、兜や面など。「刀野薙」の展示はこちらのフロアです。

2階展示室に入ると、レイとアスカがお出迎えしてくれます。ここで記念撮影している人たちも多いスポットです。

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『渚カヲル仕様刀』
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『綾波レイ仕様太刀』
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『真希波・マリ・イラストリアス　プラグスーツ仕様短刀』
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エヴァ、カヲル、レイ、マリといった登場人物をイメージのした数ある刀剣作品の中でも、個人的に一番感嘆したのが‘‘式波・アスカ・ラングレー‘‘をイメージした『弐号機仕様短刀』（下の写真）。

最大の特徴は刀身の根元付近に立体彫刻された‘‘プラグスーツ姿のアスカ‘‘。この立体彫刻は「欄間透し彫り」という高等な技術だそうで、国内でも数人しか出来ないという匠の技。

写真では分かりづらいですが、非常に精巧な出来栄えです。スゴイ！

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刀剣のほかにも、兜と面もあります。

こちらは初号機覚醒をイメージした『覚醒烈勢面』。名前もイカツイですが、お面自体も小さな子供だと泣き出しちゃうんじゃないかと思うくらい怖い面構えしてます。。。

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そして「ロンギヌスの槍」と並ぶこの特別展のもう一つの目玉作品が『刀野薙（なたやなぎ）』。

こちらは「エヴァンゲリヲン新劇場版」のメカニックデザインの山下いくと氏が描き下ろし、坂城町の刀匠・宮入小左衛門行平氏が製作を手掛けた作品。

今回は誕生の地での凱旋展示になりましたね！ f:id:fumigucci_1:20151024131603j:plain

エヴァストア IN 坂城

ここの写真等は無いのであしからず。

展示を見た後は、エヴァストアに！

エヴァストアということもあり、数多くのエヴァグッズが販売されていました。もちろん「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の数々の限定グッズもここで買えます。

またエヴァストア内では、毎週土日・祝日には、全国刀匠会の職人さんによる「エヴァ展オリジナルプレートへの銘切り」もできますよ。（プレート1枚1,200円／銘切り500円）

最後に

「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の感想ですがヒトコトでいうと『素晴らしかった！』。

日本刀・刀剣についてはほとんど無知な私ですが、日本の代表する刀匠たちがその技術を惜しみなく注いで製作したその作品は本当に美しく、時間を忘れて作品に見入ってしまいました。

アニメやエヴァンゲリオンという観点からも楽しめますし、伝統技術からつくられた美術品としての観点からも楽しめると思います。

ヱヴァファンはもちろんですが、エヴァンゲリオンを知らない（興味ない）刀剣ファンでも満足するイベントなのではないでしょうかね。

最近は「刀剣女子」とよばれる刀剣好きの女性ファンも多いとききますが、私も「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」を鑑賞して日本刀の魅力にハマりそうです（笑）

またこの「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」の会期中は鉄道関係もコラボしています。

また唯一の公共交通機関となる‘‘しなの鉄道‘‘では「ヱヴァンゲリヲンと日本刀展」仕様の「軽井沢・長野フリーきっぷ」（大人 2,350円・小児 1,180円）を販売。

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出典：http://www.shinanorailway.co.jp/tour-info/2015/10/2062.php

そして‘‘坂城町‘‘では、坂城駅前に静態保存している「169系電車記念乗車券（硬券）」を会期中の土日祝（計17日間）に枚数限定で配布。
硬券デザインは「レイ」「アスカ」「マリ」の3種類で日ごとのローテーションでの配布になるそうです。ちなみに配布枚数は1日99枚ないし100枚で会期中合計1,690枚というプレミア品になるかも！？

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出典：http://www.tetsu-museum.info/224.html